公開日時: 2021年9月7日
山口市宮野下恋路にある清水寺(せいすいじ)
入口が狭くて、駐車場も狭くて、そのうえどこかの作業車が何台も止まっていて、車を停めるのが難しいのですが、歩いていくと死にますので、車で行くことをおすすめします。
清水寺の創建は鎌倉時代の806年頃で山口盆地では最も古いお寺だということです。
1373年頃山口に滞在した明の洪武帝の使節「趙秩(ちょうちつ)」が詠んだ漢詩「山口十境詩」のうちの1ヶ所です。
清水晩鐘
暮雲疎雨欲消魂
獨立西風半掩門
大内峯頭淸水寺
鐘聲驚客幾黄昏
清水の晩鐘
暮雲疎雨(ぼうんそう)、魂消(たましいき)えんと欲(ほっ)す
独(ひと)り西風(せいふう)に立てば、半(なか)ば門(もん)を掩(と)ざす
大内峰頭(おおうちほうとう)、清水寺(せいすいじ)
鐘声(しょうせい)、客(かく)を驚(おどろ)かすこと幾黄昏(いくこうこん)
鐘楼は観音堂までの階段の途中ににありましたが、棒がなくて鳴らすことができませんでした。
どんな鐘の音がするのでしょうか。
これは山門の左右に設置してある木造の金剛力士像。右の方なので阿形。
吽形。
山口県の指定文化財です。
トラックバックURL
http://marukijapan.co.jp/magazine-article/46520/trackback/