公開日時: 2021年8月3日
山口市八幡の馬場にある今八幡宮。これは参道。左の柱は鳥居です。
今八幡宮の祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、玉依姫命 (初代神武天皇の母)、宇治皇子。
建立年は不明。鎌倉時代の弘安年間(1278年)より前らしい。
本殿・拝殿・楼門は国指定の重要文化財です。
で、道路からあがる参道の鳥居のすぐ左に「木馬舎」があって、その中に「神馬」がいます。
参道の下から「木馬舎」の中を覗き込んだところです。
神馬の右上半身がを見ることが出来ます。
この神馬は木製です。鼻のあたりが割れています。(大丈夫か?)
全体に劣化している感じです。
この神馬は文化14年(1817)に木町(五重塔がある瑠璃光寺の東側あたり)に住んでいた「安永貞右衛門」が奉納したものです、
左全身。
遠近法でそう見えるのか、下半身より上半身が異常に大きいように見えます。
足もなんだか頼りなさげですね。
1200年頃の馬は今と違って、こんな体型をしていたのでしょうか?
「安永貞右衛門」が奉納した神馬は大内の「櫻木八幡宮」大内長野の「長野八幡宮」、滝町の「山口大神宮」にもあります。
見に行くとしたら場所がわかりやすい「山口大神宮」がおすすめです。
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