こがらし輪音「冬に咲く花のように生きたあなた」 前のページへ戻る

 

主人公の赤月よすが(26才)は、遅刻しそうになったある朝の通勤時、

戸張柊子(中学1年生)が駅のホームから線路に転落するところを目撃します。

 

よすがは線路に飛び込んで柊子を救助スペースに引っ張り込むことで助けます。

柊子に、なぜ危険を冒してまで私を助けてくれたのか、と聞かれて、

よすがは「明日死んでもかまわないって、そう思えるように生きるんだ」と答えます。

よすがはいつ死ぬかわからない代謝機能の病気を抱えていたのです。

 

その日の仕事中よすがは突然倒れます。

死んだと思ったのですが、戸張柊子の体に乗り移っていることに気が付きました。

 

よすがは自分の体に会いに病院に行きます。

そこには私の体に乗り移った柊子がいました。

 

さあ、これからどうなるのでしょう。

これは2人が元に戻るまでの話です。

なぜ心と体が入れ替わてしまったのか、

どうすれば元の2人に戻れるのか。

 

2020年1月24日発売。

メディアワークス文庫なので、やさしい、感動など、その手の話だと思って読んだのですが、

(悪い意味ではなくて素直に良い意味で。)その手の話でした。

 

病気だと言いながら前向きのよすが、病気もないのに後ろ向きの柊子。

よすがは柊子のそれまでの生活がわからないまま、柊子として生きていくのですが、

よすがのことが分かってきても、常に前向きに生きていこうとします。

とても眩しい。

これは病気を持つよすがだからこその生き方ですね。

 

「冬に咲く花」というのはメタファーではなくて

作中でよすがが描いた絵。そして目標を決めるキーワード。

 

純文学よりのラノベです。Book Walker 読み放題で。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 


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