第427回『天皇の日本史Ⅰ・Ⅱ』井沢元彦 前のページへ戻る

第427回『天皇の日本史Ⅰ・Ⅱ』井沢元彦

 

歴代の天皇の事績を実にわかりやすく紹介してあります。
日本独特の天皇という存在。ケガレ忌避思想。怨霊信仰。
歴史の流れ、因果関係が天皇を中心に語られると実に腑に落ちることばかりです。

 

 

不幸な死に方をした人物、恨みを持って死んだ人物の霊は鎮魂しなければならない。
そのためには官位を追贈したり、神に祀ったりしました。
それは天皇も例外ではなく、怨霊となって祟ることを恐れた人々は、
諡号(おくりな)に「徳」の字をつけることによって鎮魂しようとしました。
「孝徳」「称徳」「文徳」「崇徳」「安徳」「順徳」
いずれも不幸な死に方をし、怨霊となる恐れがある天皇なので、
鎮魂のために「徳」の字を贈られたのだろうということです。
そしてそれはどうやら「聖徳太子」から始まった慣習であろうということです。
聖徳太子は推古天皇の摂政として大活躍しましたが、結局天皇になる前に死に、
子孫の山背大兄王子も一族皆殺しにされてしまいました。
これはもう怨霊になる恐れ十分なので、最大級の美名「聖徳」を贈ったのだろう。

ということです。

 

 

しかし、やがて「徳」の字は使われなくなります。
「徳」の諡号をやめた時期は「順徳」の父「後鳥羽」からだということです。
後鳥羽上皇は実は当初「顕徳」という諡号が贈られたらしいのですが、
色々な事情があって、追号が変更されたようです。
結局、「徳」の諡号は鎮魂にあまり役に立たないと認識されたのでしょうか。
「順徳」以後、諡号に「徳」の字は使われていないようです。

 

 

 

第427回『天皇の日本史Ⅰ・Ⅱ』井沢元彦

 

 

ハイビスカスが咲きました。
シンシアの誕生日には間に合わなかったけど。(^_^;)

 

 

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満寿夫でした。


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