第275回『中年スーパーマン左江内氏』藤子不二雄 前のページへ戻る

『中年スーパーマン左江内氏』藤子不二雄

 

1月某日土曜日午後9時から日本テレビ系放送局で、

『スーパーサラリーマン左江内氏』というタイトルでドラマが始まりました。

平凡な中年サラリーマンの左江内(さえない)氏がスーパーマンになるというお話です。

とても面白く、大笑いしながら楽しませてもらいました。

 

 

特に印象的だったのが、小泉今日子が演じる、左江内氏の奥さんの鬼嫁ぶり。

あのふてぶてしい態度、憎々しげな物の言い方。

誰とは言わないけど、よく似た人がすぐそばにいるような…、あわわ。

 

原作は藤子不二雄の『中年スーパーマン左江内氏』。

存在は知っていましたが、読んだことはありませんでした。

これはぜひ読んでみねばなるまい。ということで、小学館から取り寄せました。

(実は、TV放送も始まったことだし、書店に行けば平積みにしてあるのでは、

 と予想していたのですが、まったく見つけられませんでした)

 

 

読んでみてびっくり。

ドラマとはかなり違っていました。

左江内氏の奥さんは全然鬼嫁ではありませんでした。

スーパーマンを目撃した人たちの記憶を消す「忘却光線」

(”忘””忘””忘”という文字が四方に飛んで行く)

などは、いかにもマンガ的な表現手法でしたし、

スーパーマンの記憶を消された人たちが、話のつじつまを合わせようとするさま

(「小池さん」と思しき、お調子者の刑事は特に笑えました)

などはマンガのシーンが目に浮かんだものでしたが、

実際には全くありませんでした。

演出家の福田雄一にすっかりやられてしまったというところでしょうか。

 

参りました。<(_ _)>

 

 

本作は1977~78年にかけて『ビッグコミック』に連載された作品のようです。

設定としては『パーマン』の大人版というところでしょうか。

(最終話でパーマン4号(パーやん)が出てきました。\(^o^)/)

 

 

親父が鬼嫁にいじめられるという話としては、

古谷三敏の『ダメおやじ』(「少年サンデー」連載)というのがありましたね。

あれは、どうしていじめられていたのでしょうか。

親父はどうして反撃しなかったのでしょうか。

う~ん、あれは、昔も今も読む気がしませんね。(^_^;)。

 

 

満寿夫でした。

 

 


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